ウンベラータの切り戻し

こんにちは。店長の山本です。

梅雨も明け、夏本番ですね。

今年は湿気が多く感じられ、温室も例年より蒸し暑い感じが・・・

さて、今日は今の季節にピッタリな切り戻しについてです。

切り戻しとは、伸びてしまった枝や茎を短く切り、再度樹形を整えることをいいます。

観葉植物の場合は、気温がある時期に行うのが最適です。

すぐに新しい芽が出ないので、秋口に行うと、冬の間寂しい樹形を見て過ごすこととなります。

このウンベラータですが、下葉が落ちてしまい、先端にしか葉が付いていないため、不恰好です。

そのため切り戻しを行い、樹形を整えます。

もちろん、下葉が落ちていなくても、ただ枝が伸びてしまった・・・などの理由でも大丈夫。

切り戻しは、勇気がいりますが、思い切って短く切り込むことが重要です。

少しの剪定では、なかなか綺麗な樹形に仕立て直すのは難しいためです。

注意点としては、ウンベラータやアルティシーマ、ガジュマルなどのフィカス属はゴムの木の仲間なので、写真のように白い樹液が出てきます。この樹液が床や家具などにつくと、ベタベタと黒くなっ

てしまうので、下に新聞紙を敷いたり、外で行いましょう。

切っていく時は、芽が出てくる姿をイメージしながら、切っていきます。

またウンベラータの特性として、写真のように葉を全部落とすと、次に出てくる葉は小さな葉が出てきますので、葉が大きくなって嫌だと思われたら、切り戻しを行っても良いですね。

この写真は、7月8日に撮影したものなので、これからどのように芽が出てくるのか・・・

時間をかけてご紹介していきます。